わかる!著作権

著作者の権利~著作者人格権と著作権の種類〜

コピーちゃん何してるの?
実はSNSにアップした絵がほかの人の投稿に使われていて。
ん?それって問題あるの?
それが、投稿者に勝手に使われてるんだ。
勝手に?それってダメなの?
それが、わからないんだ。もしかしたら私がネットにアップしちゃったから許可取らなくても使っていいのかもとか悩んじゃって。
う~んどうなんだろう。でも、絵描いたのはコピーちゃんなんでしょ。
うん。自分がどこまで制限していいのかわからないんだ。
じゃあ先生に聞いてみたら?
うん、そうする!

絵などの著作物はSNSにアップされていても、他人は勝手には使えません

前章で皆さんは著作者、そして著作物について学びましたね。ここからは、著作者の持つ権利について詳しくみていきます。著作権法第三節一款では、著作者が持つ権利を大まかに二種類に分類しています。著作者人格権並びに著作権です。簡単に言うと、著作者人格権は著作者の気持ちなど感情面にかかわる権利で、著作権は著作者が自分で作ったもの、つまり著作物を独占的に所有する権利です。まずは、著作物についてみていきたいと思います。著作権、といえば簡単かもしれませんが、 著作権の中にもさまざまな権利があります。その一つは複製権です。複製とは、著作権法第二条によって、印刷、写真、複写、録音、録画などの行為として定義されています。また、演劇などの脚本に類する著作物の録音や録画、建築物を図面に従って作ることも複製の定義に含まれます。複製権とは、著作者が著作物に対してこのような行為を行う権利があることを意味します。

第二条
十五 複製 印刷、写真、複写、録音、録画その他の方法により有形的に再製することをいい、次に掲げるものについては、それぞれ次に掲げる行為を含むものとする。
(著作者の権利)
第十七条 著作者は、次条第一項、第十九条第一項及び第二十条第一項に規定する権利(以下「著作者人格権」という。)並びに第二十一条から第二十八条までに規定する権利(以下「著作権」という。)を享有する。
2 著作者人格権及び著作権の享有には、いかなる方式の履行をも要しない。
(複製権)
第二十一条 著作者は、その著作物を複製する権利を専有する。